恋歌-Renka-
「はいはい、遊んでないで全員所定の位置に着くっ!男子は厨房戻りなさい!開店するよー!」
美保………じゃなくて
瑞穂が手を叩きながら
皆を誘導する。
「ほら、あんたらも早く戻る戻る!不味いランチ作ったら承知しないからね!」
「俺の料理の腕をなめないで欲しいよ、本当。ほら、蒼……戻るよ?」
「え?あぁ………うん。」
萌奈に言われたことが
あまりにもショックだったのか
テンションが低くなってる蒼
帝はズーンと沈んだ
蒼を連れて厨房に戻っていった。
女子全員が所定の位置に並んで
瑞穂が教室のドアに手をかける
そしてーーーーー
「「「お帰りなさいませ、お嬢さまーーーーー」」」
文化祭1日目
1年4組
執事喫茶の開店です!!