御曹司の極上愛〜偶然と必然の出逢い〜
「真琴、シャワーを浴びておいで。ルームサービスで朝食を食べよう。今後の話をしておきたい」

「仁さんは?」

「……」仁が頬を赤くする。

「??」

「真琴、反則だ。急に名前呼ばれたら、嬉しすぎてヤバイ。もう一回呼んでくれないか?」

「……。仁さん……」真琴まで照れてしまう。

 昨夜の情事が嘘のように、急に初々しいふたり。

「真琴、我慢できない……。今からもう一回したい……」

「えっ……。うん」

 お互いの想いが通じあった幸せな朝。

 結局、朝食を諦める事になった……。





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