「身代わり花嫁の不幸な結婚。のはずでした。」晴日青/著  感想ノート

  • 作中で琴葉さんは父親に対しある程度の理解を示していましたが、血を分けた娘への長年の仕打ち、完全にアウトだな、とモヤモヤしながら読んでいました。なのでここで宝来家のその後について知ることが出来て良かったです。
    本当は誰よりも優しかった娘を失い、一生和解が出来ないまま悔やむ、後味が悪いどころか妥当な結末だと思いました。
    ひとつ疑問だったのですが、実子以上に可愛がってきた弥子が後妻と共謀して思いっきり実子の虐待に加担していた。それを知っても弥子を娘として扱えるものなのでしょうか?継母もアレだけれど、娘も普通に継父への恩を仇で返していて、かなりの性悪だと思うのですが。。。

    珠生崚   2021/06/29 22:08

    長くなってしまいますが、ご質問に回答いたしますね。

    もちろん、すべてを知ったお父さんは弥子さんに対しても複雑な思いを抱くことになります。
    でも、宝来家の後継ぎをどうにかするには、琴葉さんがいなくなった時点で弥子さんに頑張ってもらうしかないわけですね。
    (結局この代で宝来家は終了してしまいますが)
    それにこれまでいい子いい子してきた部分もありますし、なかなか他人扱いできないかと思います。
    いい子いい子期間が短かった琴葉さんとは、接してきた期間が違いすぎるので……。
    また、弥子さんは姉に対してはひどい妹ですが、お父さんに対しては普通の娘なので(だいぶ甘やかされてますが)それもあって情を捨てきれません。

    それと、弥子さんはお父さんに対して恩を感じていないです。
    お母さんが「娘を育てるための都合のいい人」だと心の奥で思っているのを、娘なりに感じ取ってしまっているのかもしれません。
    「育ててくれてありがとう」というよりは「娘なんだから育てるのは当たり前じゃない?」という性格なのも大きいです。

    また、弥子さんは純粋に母親が琴葉さんに冷たいから自分もそうしていいんだと学んだだけで、もし円満な家庭なら普通に仲良くしていたでしょう。
    母親に従っていじめに共謀したというよりは、そういう親を見て育ったから性格が歪んだのです……。
    なので、個人的には彼女もある意味では被害者だと思っています。
    だからといってしたことが許されるわけではありませんが。

    ……結構、宝来さんの家のその後を気にする方が多いのですね。
    ちゃんと滅びますのでご安心ください!

    作者からの返信 2021/06/30 11:05

  • 結婚1年で赤ちゃんが出来たかも?って話の続きは無いのかな?番外編はそんな感じの話は無いし。

    櫻樹 ゆら   2021/06/29 17:13

    すみません……。
    毎日書きたくなったものを書いているので、明確にどんなお話を書くかは決めていません。
    これまでの番外編通り、ふたりがまったりのんびりいちゃついているお話がメインになっていくとは思います。
    ご了承いただけますと幸いです。

    作者からの返信 2021/06/29 20:43

  • 晴日青様
    お返事有り難うございます!とっても嬉しいです。
    そして、私のモヤモヤの宝来家のその後を教えていただき感謝感激しております。
    そうですか、そうですか宝来家!!
    義母が琴葉さんにしてきた事が暴かれていったんですね。使用人の皆さま良い働きです。人ほど怖いものはないですからね。そして、お父さんは琴葉さんに謝罪すら出来ない現状!保名さんさすがです。あっぱれです。(今なら断言できますが保名さんも最初は琴葉さんに酷い態度でしたね。モヤモヤ笑)
    琴葉さんは『自分はもう宝来の娘ではない』と言ったときにはすでに宝来家を捨てていたのでしょうか。
    琴葉さん優しくて強い女性ですね。

    晴日青様、お忙しい中にご丁寧なお返事くださりほんとに有り難うございました。
    この感動はどうしたら伝わるのでしょうか(*^^*)
    次回作も心待ちにしております。
    切なさ少なめがいいです(^_^;)

    ひろっとマン   2021/06/28 21:45

    長々と設定語りしてしまったのに読んでくださってありがとうございます(´v`*)
    保名さんはこれから一生かけて琴葉さんと子どもを幸せにするので、それでとんとんになるはず……です!
    琴葉さんが強くなれたのも、守ってくれる人が現れたからですね。
    うつむいてばかりだった彼女が前を向けるようになって本当によかったと思います。

    こちらこそ感想ありがとうございました!
    感動いっぱい伝わっております(*´v`*)
    次回作はなににしようかなーという感じなので楽しみにしていてくださいね。
    今回ほどヒロインが悲しい目には遭わないはずです。たぶん。

    作者からの返信 2021/06/29 09:38

  • とてもせつなかったですが、誤解がとけて二人が幸せになっていく場面は良かった~って思いました。
    ただ、琴葉だけ辛いままなのでは?継母の思惑が書かれていたのにそれが解決されないままでは、実父にも琴葉が悪者のままでは?と思うと、和解するのは長きに渡っての虐待があるから望みませんが、琴葉の家族に制裁でなくても、継母がしてきたことを明かす場面がある方が読者からしても琴葉が耐え抜いてきた辛さが報われると感じました。

    ひろっとマン   2021/06/28 10:06

    ご感想ありがとうございます!
    宝来家のその後のことが触れられていないのは、もう琴葉さんにとって関係ない世界のことだから、になります。
    本人も作中で言っている通り「自分はもう宝来の娘ではない」という認識なのと、彼女の中では保名さんに信用してもらえた時点で満足しているためです。
    「幸せになるのが一番の復讐」なのもあり、琴葉さんはもう報われているのです。

    とはいえ、気になる気持ちもとてもわかるので裏設定としてお話しますね。
    ちょっと長くなってしまうのですが、お付き合いいただけるとうれしいです。

    琴葉さんが初めて家族に対して啖呵を切った時点で、お父さんは「あれ?」と思っているので、彼女の知らないところではお義母さんたちへの追及が行われています。
    お義母さんは開き直るし、お父さんは娘の虐待に加担していたことを悔やむしで、宝来家はかなりぎくしゃくした家になっているでしょう。
    もしかしたら離婚騒ぎになるのか、それとも諦めて受け入れるのか、どちらにせよ、宝来家に幸せな未来は待っていません。

    さらに、そんなところを宝来家の使用人の皆さんが見ているので、少しずつ噂が広まっていきます。長年、琴葉さんがいじめられていたことも含めて。
    彼らはもともと葛木家に嫁ぐのが妹の方だったと知っているため、急な身代わりの話もおもしろおかしく広がってしまいます。
    そのすべての元凶が後妻のせいだ、という真実も流れるので、お義母さんは非常に居心地の悪い人生を送ることになります。

    そして弥子さんは男性を見る目が大変よろしくないので、宝来家を継ぐ者も現れません。
    彼女も「継ぐとかそういうの、古臭い」と考えるため、父の代で老舗呉服屋の歴史が途絶えることになんの思いもありません。

    お父さんは琴葉さんに謝りたいでしょうが、保名さんがシャットアウトするので和解できません。かわいそうですね。

    これが「琴葉さんが知ることのない宝来家の物語」になります。
    本編に差し込むには冒頭で告げたように一人称小説の都合上難しいのと、スカッとするというよりはじんわり後味が悪いので、こういう形になりました。
    意外とひどいことになっていたんだな、と思っていただけたら幸いです。

    作者からの返信 2021/06/28 12:39

  • 最初からヒロインがかわいそうで、マスクに隠れながら泣いてました。とくに「痛いの痛いの飛んでいけ」と言い聞かせてるところは切なすぎて涙か止まりませんでした。
    こんな目に遭いながらも、人を恨まずに受け入れてしまうヒロインが、初恋の人と結ばれ、愛され、本当に良かった!
    ただヒロインの家族には、周囲から腹黒さ、ヒロインにしてきたことがばれて、罰が下されてほしいです。
    あくまでもヒロインがしたのではなく!
    赤ちゃん生まれたところも読みたいです🥰

    nobupon   2021/06/27 05:50

    感想ありがとうございます!
    たくさんつらい思いをした分、これまでの倍以上幸せになってもらいたいですよね。
    ひどい人たちは保名さんがめっ!するので、きっと琴葉さんが知らないところで楽しいことになっていると思います……(´v`*)
    まだ書きたい小ネタが残っているので、しばらく番外編もお付き合いくださいませ!
    そしてついでのお礼で申し訳ありませんが、レビューもありがとうございました!
    これからもどうぞよろしくお願いしますー

    作者からの返信 2021/06/27 14:38

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