元婚約者の弟から求婚されて非常に困っています
そんな気の遣い方今は、いらないんだけど…!
二人がいなくなると、シーンと、静まり返る控え室。
なぜか、ノエルは、黙ったまま。
難しそうな表情を浮かべている。
ど、どうしよう…なんか、私から声をかけるべき??
そう考え、声をかけようとした時だった。
「…エレノア、そのドレス…」
今まで、考え込んでいたノエルが重い口を開く。
…ドレスが何…?もしかして、似合ってない…?
そんな不安な気持ちが顔に出ていたのだろう。
「言っとくけど…似合ってないとかじゃないからね。寧ろ逆…似合いすぎてて困るよ本当。エレノアのそんな綺麗な姿、他人に見せたくないな」
そう言葉を付け足して、私を見つめた。