元婚約者の弟から求婚されて非常に困っています
私がザッと目を通しただけでもかなり有力な家からの招待状もちらほらあったのだ。
…んー。ビクター家と繋がりが深い家からもあったわね。
どこのパーティーに出てどこに行かないのか決めるのが1番大変。
ノエルめ…今日のこと後で文句言ってやるんだから。
そう私は心に改めて誓い、手紙の山を横目に小さく欠伸をする。
それにしても疲れたわ…。
小一時間同じ姿勢で手紙をし見ていたのだから無理もない。
ルーナがお茶の準備をするまで少し休みましょう。
私は今まで腰掛けていた広めのソファにコロンと横になる。
貴族令嬢がする格好じゃないけれど私の部屋だし、どうせルーナしか見ないのだから。
そんなことを考えながらも私は目を閉じる。
そして、いつの間にか意識を手放していたのだった。