元婚約者の弟から求婚されて非常に困っています
「お嬢様〜、これで最後です」
ヘロヘロになりながら、ルーナが私に手紙を手渡す。
彼女が疲れるのも当然。ゆうに1時間は手紙を開けては私にさしだすという作業を繰り返していたのだ。
ルーナから受け取った最後の手紙の中身を確認し、私もようやく終わったかと、ほっと胸をなでおろした。
「ふぅ…ようやく全部確認したのね。ありがとうルーナ。ちょっと休憩しましょ?お茶の準備をしてくれる?あと、何かお菓子も食べたいわ。ルーナも、一緒に食べましょ」
「…!!かしこまりました。確かシェフがおやつにクッキーを作っていましたのでそれをお持ちしますね」
お菓子というワードにルーナの目に光が戻った。
嬉しそうに部屋を出ていく彼女を見送る。
…さて、どうしましょう。全てのパーティーに出席するのは不可能だし、一度ノエルと話し合ったほうがいいかもしれないわ。
今回届いていたのは、
お祝いのメッセージが40通。
パーティーへの招待状が50通。