恋愛事情に問題アリ?
まぁ、そんなことよりなにより
こうして大好きな凪の傍にこんな早い時間から居ることができて
めっちゃテンションは上がってた。

近くのパスタ屋さんへ行って、食べてる途中もずっと凪を見てた。
だからか、セットに付いてきたスープを何度もこぼしてしまう
その度に、制服に飛び散るスープの滴をナプキンでキレイに拭いとってくれる凪。

「熱くなかったか?」
と心配までしてくれる凪。

あ~~~~・・
し・あ・わ・せぇ~~~~~~

「過保護すぎません?凪さん!」
「はふ??」 な、何?なにいきなり言い出すの?有紀ちゃん??
「え?」
ほらぁ、凪も困惑してるじゃーん

「もうそろそろ舞を他の男子に任せてみてはどうですか?」
「はひ??」 またまた有紀ちゃん変なこと言い出してきたぞ??

「そんなヤローが居んのか?」
「へ?」
なになに??今のは有紀ちゃんが質問したんだよ??
なのになんで私が問いかけられるんだ??!!
そ、
それにその質問は・・///
「居な・・」
「居るよ。」
へ??ゆ、有紀ちゃん??
「!」

「さっきの安藤。」
「!!」
「っえ??」≪ガチャン≫
あ、やばっ、またスープがっ//

「んもぉぉぉ~~~~~////有紀ちゃんが変なこと言い出すから~~~~」
ふきふき
「俺が拭く。」
近くにあったナプキンでテーブルに零れた滴をふき取っていると、すかざず凪にナプキンを取られ、またまたキレイにふき取ってくれようとする。

「変なことじゃないよ、ほんとのことじゃん。」
そんな私たちを見て、またもや有紀ちゃんはそう言い放つ。
「も!いい加減にして!有紀ちゃん、どうしたの?」
さすがに私もキレ始めた。

大好きな凪の前で、他の関係ない男子のことなんて出されて
もし、凪に誤解されでもしたらどーすんの!!最悪じゃん!

「凪さんだっていい人居るんでしょ?」

「!!」
今度はそう来た!
今度は凪にカマかけてきた!
ん!?

そうか!それが作戦かっ!!

まずは私を追い込んでー↑↑
のー↑↑
凪へのー↑↑
疑惑解明!へと~↑↑↑
持ち込む!

そうか!そういう事だったのかい!有紀ちゃん!!
そうとは知らず!キレかけてごめんよっ!!

「答えてくれないんですか?」
さらに追い打ちをかける有紀ちゃん
ゴーゴー!!
なのに

「・・いい人・・ねぇ。」
そう言って、しばし遠い目をする凪。

なに考えてるの?凪。
ヤダよ。
早く、≪居ない≫って言ってよ!

早くっ凪っ、


「居るかもな。」


「――!!!!」

「え?誰々??私たちの知ってる人??」
「は。ソレは言わねーよ。」
「え~~~ケチ~~~~いいじゃないですかぁ」
「ははっ、ま、そのうちな♪」
「絶対ですよ!」
「おう。」

「ん?あれ?」
「あ?舞?」


≪ガタンッ≫

「・・帰る」
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