恋愛事情に問題アリ?
≪きゅ≫

少し熱目のお湯を出し
シャワーを頭からかけた。

「キモチいい・・」

さっきまで滲んでだ涙が一緒に温かく流れていく。

ついでに、昨日のことも
流れてくれるといいのにな・・

次に入る凪のコトを考えて、
軽くシャンプーだけして洗い流しバスルームから出た。


着替えが終わってドアを開けると、すぐに
凪が脱衣所に入ってきた。
「遅ぇ。」
そう言いながら、まだ脱衣所から出きってない髪をドライタオルで拭いてる私に構わず脱ぎだす凪。

「え・・」

目の前に
いきなり露わになる上半身。

ドキン

筋肉質なのに厚い胸板。

ドキンッ

肩から腕にかけてのキレイな曲線と筋。

ドキドキンッ

そして左肩から手首に向けてまっすぐ彫られているトライバル
それは元総長だった証のタトゥ―

ドキドキドッキン

そのしなやかな手がスエットのパンツに手がかかった。
とこで、
「脱ぎずれぇ。」
と、冷ややかな目を向け言われた。
「ハッ//あ、ご、ごめ//」
その目つきと言葉になぜか慌てて脱衣所から出ていく。
ドアがパタンと閉まった。
数秒後にシャワーの流れる音が聞こえてくる。

ドキンドキン///

まだ心臓が騒がしい。
凪のセミヌード・・久しぶりに見ちゃった////
・・っつか?!
アレ?
なんかおかしくない?
凪はあんな簡単に脱いだぞ?
ソレはいいのかい?
私はまだ、ブラ付けてたぞ?それなのに裸の凪はOKっておかしくない??
ん~~~~~
なんかふに落ちない・・

まだ濡れてる髪を拭き拭きしながら、悩んでると
どんだけマッハなん?ってぐらい早く脱衣所から出てきた凪。
「ね、凪・・」
って話かけようとしたとこで、
「今日会議っつーコト忘れてた、やっべーっ、」
と何やら慌ててる様子。
ばたばたと忙しく部屋を行き来してスーツを着込んでる凪に
話しかける間もなくて、
「じゃ、行ってくんな。舞、ちゃんと学校行けよ、」
と言って玄関を飛び出して行ってしまった。
その間、約5分。

すげ・・
男の人ってそんな短時間であれもこれも出来ちゃうんだ。
ま、化粧とかはしなくていいもんね。
着替えて、髪を少し整えれるだけでいいもんね。

シ・・ン

いきなり静まりかえった家の中。

「はぁ・・」私の溜息だけ響きわたる。

なんか・・
フツウに凪としゃべってる・・
昨日、あんな怒鳴って・・
めっちゃ怒ってたのに。
私・・凪に
嫌いって言っちゃったのに。

まるでなんもなかったみたい・・。
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