少女と過保護ーズ!![完]
珍しいことに、チビ姫が八雲さんにキバを向いた。



可愛い顔を歪ませて、八雲さんを睨んでる。



俺達のために(感)



八雲さんの殺気が急激に萎んでく間に、真中がチビ姫をバイクから降ろした。



「ありがと、ゴブさん」


「どういたしまして…それより」


「わかった」



一度空を見て、肩を落とした八雲さんがポツリ一言。



それに3人でホッと息を吐いた。



「ハゲーズ」


「「ハイッッ!!!!」」


「ハイネを頼む」



綺麗な切れ長の瞳が、真っ直ぐ俺達を射た。



ただただ、チビ姫を案じてる。



それは、俺達も一緒だ。


小さな小さな俺達の妹。



守るんだ。

必ず。



「了解です」


「守ります」



頷けば、少しだけ笑って頷き返してくれた。



「ハイハイハイ!!!!」



アレ!?

今こう、良い雰囲気じゃなかったか!?



男と男の結束みたいな…。
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