愛されたい少女
家で

「今日は、疲れただろうからゆっくりしなよ。」

「うん、ありがとう」

「でも、もう少しだけハグしながらお話してたい」

「かわいい。なんの話しする?」

「私の話、をします」

「大丈夫?話せるの?無理しなくても」

「京さんになら話せます。」

今まで、あったことを全部話す

「外に出かけてもしあの人たちに会うかもしれないと考えると少し怖いけど」

「その心配は、ないよ。あの人たちは、今、北の方で労働力が足りないからそこで働いてると思うから会う心配はないよ」

「じゃあ、こうして話してくれたわけだし僕の話もしようかな、長い話になるけど聞いてくれる?」

「はい、聞きます」

僕は、少し周りより良い暮らしをしてた。
お母さんもお父さんもみんな僕のことが大好きで、でもある日突然に、その暮らしが変わったんだ。
今まで普通に仲良くしていた友達もみんな、僕の家が凄いことを知ってから態度が変わった。急に媚びを売るようになって来たり妬みを言われるようになっただから、皆が信じられなくなっていた。

たった1人でもいいから僕の内面を見てくれる人が現れることをずっと願ってた

「ありがとう」

「私は、何も」

「もし、かいらがあの時、居なければあの崖から飛び降りようとしたのは、僕だった。」

そんな風には見えなかったから、余計にびっくりする

「でも、京さんもありがとう。」

「京さんがあの時止めてくれなければ私は、この暖かい温もりを知らなかった。」

「京さんのおかげで私は、誰かに愛されるという幸せを感じることが出来たから」

「じゃあお互いに感謝しよう。」
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