眼力 ~Cruzar Another story 1/5~
「はい、彼女が老人ホーム連続不審死事件の犯人であり、能力者であると吐きました。」
「能力の詳細は?」
「目が合った者の血液内に致死薬を投与し、苦痛なく殺すそうです。」
「だから、目隠しか…」
「まだ検証はしていないので裏はとれていませんが、美香は嘘の香りはしないと言ってましたので、目が合わないための応急処置です。」
嘘の香りがしなかったとはいえ、言っていないこともあるだろう。その香りは美香には分からない。
「やけに、協力的だな。」
「そうですね。能力者であることも隠しませんでしたし、目隠しもすんなり応じました。」
「能力の詳細は?」
「目が合った者の血液内に致死薬を投与し、苦痛なく殺すそうです。」
「だから、目隠しか…」
「まだ検証はしていないので裏はとれていませんが、美香は嘘の香りはしないと言ってましたので、目が合わないための応急処置です。」
嘘の香りがしなかったとはいえ、言っていないこともあるだろう。その香りは美香には分からない。
「やけに、協力的だな。」
「そうですね。能力者であることも隠しませんでしたし、目隠しもすんなり応じました。」