凄腕パイロットの極上愛で懐妊いたしました~臆病な彼女を溶かす溺愛初夜~
「私とお付き合いをしていただけませんか」

 心臓が一瞬止まり、次いで激しくドキドキし始めた。胸がいっぱになって口を開けずにいたら、新川さんは真剣な表情のまま続ける。

「私、椎名さんに憧れていたんです」

「え?」

 告白の返事と同じくらい驚いて声を上げる。

「勤勉で努力家で、社内史上最年少機長になった椎名さんの、仕事に対する熱意は見習うべきものでした。それだけでも憧れてしまうのに、カッコいいし、クールで大人だし、それになにより……」

 顔を真っ赤にしながらも俺から視線を逸らさない新川さんを、信じられない想いで見つめ返す。

「声が好きなんです」

「声?」

 ハンドルを握っていない手で喉仏に触れた。

「はい。声フェチなんです」

 新川さんは、言ってしまった、という仕草で目を泳がす。

 いろいろと意外すぎる。
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