白鳥とアプリコット・ムーン ~怪盗妻は憲兵団長に二度娶られる~
満足そうに対面座位でローザベルを抱き締めたまま、ウィルバーは彼女の耳元で甘く囁く。耳たぶから舐めあげられて、過剰に反応するローザベルを見て、彼は更に腰を上下に振って、彼女の子宮口へ自分の分身をぐりぐりと押し当てる。
「ぁん……またイッちゃうの……ッ」
「いいよ……俺も!」
腰を振り上げて乳房を揺らし、甲高い声で達するローザベルの肩をぎゅっと掴んで、ウィルバーも獣のような声をあげて、追従する。
何度目かなんて、もはやどちらもわからない。
ただ、結婚してからこんなにも夢中になって互いを求めあったことなどなかったローザベルは、ウィルバーが果てるのを見つめることなく、今度こそぷつりと意識を飛ばしていた。
「――ごめん、なさい……ウィルバー、さま……ごめんなさ……」
無意識のなか、不穏な言葉を残して。