LOVEREVENGE~エリート弁護士と黒い契約結婚~
「なんで俺に、眞山社長は頼んだのだろう、と思ったけど。
俺がこういう事に慣れていると思ったんでしょうね。
そして、俺が自分と同類だと」
同類?、と、何処か問いかけるように、私はこの男に目を向けた。
「あくまでも、俺の場合ですけど。
簡単にセックス出来る女性が何人か居て。
なんとなく、その中でも切るのがめんどくさいって思う女って分かるんですよ。
だから、切る時は中途半端ではなくて、初めからとことん、って感じでしょうか」
それで、この人は眞山社長に頼まれて私の元へとやって来た。
私は、眞山社長やそんな彼と同類のこの人に、切るのがめんどくさい女だと判断されているのだろう。
「これ、眞山社長からあなたへと」
そう言って、茶色の封筒をテーブルに置いた。
その中身が何なのか、聞かなくても分かる。
お金。
「手切れ金って事ですか?」
「いえ。
これは眞山社長が普段のあなたの仕事振りを評価しての、寸志ですよ」
あくまでも、私と眞山社長との関係を、認めない。
俺がこういう事に慣れていると思ったんでしょうね。
そして、俺が自分と同類だと」
同類?、と、何処か問いかけるように、私はこの男に目を向けた。
「あくまでも、俺の場合ですけど。
簡単にセックス出来る女性が何人か居て。
なんとなく、その中でも切るのがめんどくさいって思う女って分かるんですよ。
だから、切る時は中途半端ではなくて、初めからとことん、って感じでしょうか」
それで、この人は眞山社長に頼まれて私の元へとやって来た。
私は、眞山社長やそんな彼と同類のこの人に、切るのがめんどくさい女だと判断されているのだろう。
「これ、眞山社長からあなたへと」
そう言って、茶色の封筒をテーブルに置いた。
その中身が何なのか、聞かなくても分かる。
お金。
「手切れ金って事ですか?」
「いえ。
これは眞山社長が普段のあなたの仕事振りを評価しての、寸志ですよ」
あくまでも、私と眞山社長との関係を、認めない。