努力の結果は奇跡ですっ！！
私は無性に聞きたくなったことがあった。

でも、なんでかはわからない。

だけど、聞く意味はある気がする。

「ねぇ、瑠依くんは好きな人いる？」

私はなんか少し怖いと、言ってから思ってしまった。

「俺？いるよ。でもその人は先輩のことが好きなんだ。」

私は何故かものすごく、気分が落ちた。

理由はわからないこのモヤモヤにムカつく自分がいるのは当たり前のことで。

「あ、そうだ。好きってどんな感情？」

私は今まで考えてもたどり着けなかったことを聞いてみた。

確かに広数先輩のことは好きだった…と思う。

てか、だった、って何？

好きなんだよね。

でもさ、いまいちよくわからない！って思ってる自分もいて…

「2週間後教えてやるよ。」

「2週間後ね。わかった。でも…いつ？流石に瑠奈の前じゃいいづらいし…」

「じゃあ、放課後人がいなそうな体育館裏でもいいかな？」

私は、人がいないっていうワードにドキドキしてしまったがそりゃ、聞かれるのはやだもんね。

「わかった。私がそこまで行くね。」

留依くんは少し緊張してそうな表情で

「うん、ありがと。」

返事してくれた。







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