8月25日(前編)
このあと水樹くんとどう接すればいいの?

何て言えばいいの?


はぁ…もう最悪だ。


とふと向けた視線の先に[水樹]と書かれたロッカーを見つけた。

「ん?…何だろ?」

よく見るとロッカーに紙のようなものが挟まれている。


ダメだと思いながらも気になってしまい、その紙を引っ張り抜いた。

だけど見たことをすぐに後悔した。


【水樹先輩が好きです!】

と可愛らしい文字と共に、電話番号が。


見なきゃよかった。

来なきゃよかった。


紙を再びロッカーに挟み直すと部屋を出た。

水樹くんはちょうどレジの対応をしていてラッキーだと思った。
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