あの夏、わたしはキミに恋をした。
「ねえ、あれ!あれ水上くんじゃない!?」
遥が興奮しながら指をさした先をみて驚いた。
彼は確かにグラウンドにたっていた。
「いやまさかね。1年生からレギュラーって相当すごいわ。だから桃菜にみにきてっていったんだね、納得した」
水上くんはなにもいわなかったし、わたしだって1年生で試合にでることはないんだろうって勝手に思ってた。
「すごいね」
なんて薄っぺらい言葉だと思った。
でもそれしか言葉がでてこなかった。