地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
***
車の中でもあたしは二人に挟まれるような状態だった。
助手席は空いていたから、あたしがそっちに座るよって言ったら『絶対ダメ!』と即答されてしまったし……。
かといって二人のうちどっちかが助手席に行ってくれるわけでもないし。
でもまあそれでも良かったのかも知れない。
なんだかんだ三人並んでいた方が会話も弾んだし、つくまでの間も楽しめたから。
そうしてそろそろ到着だという頃、一応話しておいた方がいいかと思って奏のことを伝えた。
「は? かなちゃん来んの?」
お菓子を食べる手を止めてすぐに反応したのは明人くんだ。
「うん。まあ、基本はしのぶとデートらしいけど……」
あたしはついて来るわけじゃないという意味でそう付け加える。
でも、ペットボトルのお茶を飲みこんだ勇人くんが据わった目で口を開いた。
「……基本はってことは、俺達について来ることもあるってことだよな?」
「それは……」
否定出来ないから言葉が濁る。
答えられずにいると、明人くんが「ま、気にしなきゃいいだろ」と軽くあたしの肩を叩いた。
「かなちゃんは美来が気がかりなんだろ? かなちゃんが何を心配してるか知らねぇけど、別に遊ぶだけなんだから気にする必要もねぇって」
「そうだよね?」
明人くんの言葉や態度にホッとする。
車の中でもあたしは二人に挟まれるような状態だった。
助手席は空いていたから、あたしがそっちに座るよって言ったら『絶対ダメ!』と即答されてしまったし……。
かといって二人のうちどっちかが助手席に行ってくれるわけでもないし。
でもまあそれでも良かったのかも知れない。
なんだかんだ三人並んでいた方が会話も弾んだし、つくまでの間も楽しめたから。
そうしてそろそろ到着だという頃、一応話しておいた方がいいかと思って奏のことを伝えた。
「は? かなちゃん来んの?」
お菓子を食べる手を止めてすぐに反応したのは明人くんだ。
「うん。まあ、基本はしのぶとデートらしいけど……」
あたしはついて来るわけじゃないという意味でそう付け加える。
でも、ペットボトルのお茶を飲みこんだ勇人くんが据わった目で口を開いた。
「……基本はってことは、俺達について来ることもあるってことだよな?」
「それは……」
否定出来ないから言葉が濁る。
答えられずにいると、明人くんが「ま、気にしなきゃいいだろ」と軽くあたしの肩を叩いた。
「かなちゃんは美来が気がかりなんだろ? かなちゃんが何を心配してるか知らねぇけど、別に遊ぶだけなんだから気にする必要もねぇって」
「そうだよね?」
明人くんの言葉や態度にホッとする。