地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
「っえ? 明人くん!?」
「かなちゃん、俺ら美来と遊びに来たの。かなちゃんはその子とデートなんだろ? それぞれで遊ぶのが一番じゃね?」
「……」
少し不機嫌そうな声の明人くんに、目の前の奏は眼鏡の奥の目をスッと細めた。
そのまま少し様子をうかがうように黙り、「はぁ……」と小さく息を吐く。
「……お前らがいつも通りならもう少し気が楽だったんだけどな……」
「ん? なんのことだよ?」
明人くんは訳が分からないって感じだったけれど……やっぱり奏も気づいたんだ……。
二人が――というか、主に勇人くんがいつもと少し違う。
今だって、いつもなら明人くんのすぐ後にあたしの近くに来て奏に何かを言うはずだ。
でも、何をしているのかは分からないけれどいまだに近くに来る気配もない。
「かなちゃんが何のこと言ってんのか分かんねぇけどさ」
そしてそのまま離れた後ろから声が掛けられる。
「とにかく俺らは美来と遊びてぇの。別行動にしようぜ?」
明人くんとは違って落ち着いた声で提案という形をとる勇人くん。
自分がいつもと違うってことは勇人くん自身が分かっているはずなのに、誤魔化そうとでもしているみたいだった。
そんな彼にまたため息を吐いた奏だったけれど、「分かった」と了承する。
「かなちゃん、俺ら美来と遊びに来たの。かなちゃんはその子とデートなんだろ? それぞれで遊ぶのが一番じゃね?」
「……」
少し不機嫌そうな声の明人くんに、目の前の奏は眼鏡の奥の目をスッと細めた。
そのまま少し様子をうかがうように黙り、「はぁ……」と小さく息を吐く。
「……お前らがいつも通りならもう少し気が楽だったんだけどな……」
「ん? なんのことだよ?」
明人くんは訳が分からないって感じだったけれど……やっぱり奏も気づいたんだ……。
二人が――というか、主に勇人くんがいつもと少し違う。
今だって、いつもなら明人くんのすぐ後にあたしの近くに来て奏に何かを言うはずだ。
でも、何をしているのかは分からないけれどいまだに近くに来る気配もない。
「かなちゃんが何のこと言ってんのか分かんねぇけどさ」
そしてそのまま離れた後ろから声が掛けられる。
「とにかく俺らは美来と遊びてぇの。別行動にしようぜ?」
明人くんとは違って落ち着いた声で提案という形をとる勇人くん。
自分がいつもと違うってことは勇人くん自身が分かっているはずなのに、誤魔化そうとでもしているみたいだった。
そんな彼にまたため息を吐いた奏だったけれど、「分かった」と了承する。