地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
え? これ本当にどういう状況?
スルーして通り過ぎたいんだけど、がっつり進行方向に陣取っている。
避けることは出来ないし、近づいたらどうしたって見つかってしまう。
どうしようかと途方に暮れ、奏に「どうしよう?」と意見を求めようとしたけれど……。
「あ! 美来様!」
ファンクラブの一人に気づかれてしまった。
途端に彼女たちはあたしを見て、一斉にこちらに向かってくる。
「ひっ」
いくら女子とはいえ、大勢が一気に向かって来たら怖いものがある。
思わず後退りしてしまいそうなのを何とか耐え、彼女たちを迎えた。
「美来様の素顔がどれほど可愛らしかろうが、あたしたちは貴女のカッコイイところをちゃんと分かっていますから!」
「は、はぁ」
宮根先輩にいきなりよく分からない主張をされて戸惑う。
「確かに美来さんは素晴らしい女の子だからカッコイイところもあるかもしれないわ。でもそれも含めてやっぱり可愛いと思うのよ!」
しかもすみれ先輩もそれに続いて来る。
カッコイイけど可愛いとか、主張が混ざって来てるんじゃないのかな?
「それでその! 素顔は見せてくれないんですか!?」
さっきすみれ先輩をずるいとか言っていた子の一人が叫ぶ。
スルーして通り過ぎたいんだけど、がっつり進行方向に陣取っている。
避けることは出来ないし、近づいたらどうしたって見つかってしまう。
どうしようかと途方に暮れ、奏に「どうしよう?」と意見を求めようとしたけれど……。
「あ! 美来様!」
ファンクラブの一人に気づかれてしまった。
途端に彼女たちはあたしを見て、一斉にこちらに向かってくる。
「ひっ」
いくら女子とはいえ、大勢が一気に向かって来たら怖いものがある。
思わず後退りしてしまいそうなのを何とか耐え、彼女たちを迎えた。
「美来様の素顔がどれほど可愛らしかろうが、あたしたちは貴女のカッコイイところをちゃんと分かっていますから!」
「は、はぁ」
宮根先輩にいきなりよく分からない主張をされて戸惑う。
「確かに美来さんは素晴らしい女の子だからカッコイイところもあるかもしれないわ。でもそれも含めてやっぱり可愛いと思うのよ!」
しかもすみれ先輩もそれに続いて来る。
カッコイイけど可愛いとか、主張が混ざって来てるんじゃないのかな?
「それでその! 素顔は見せてくれないんですか!?」
さっきすみれ先輩をずるいとか言っていた子の一人が叫ぶ。