望月先生は甘くない ~年下ドクターの策略~
「もしもし?」
少し声が上ずってしまったのが、自分でもわかる。
腕の中で囲われたまま電話にでたことを後悔するも、もう遅い。なぜか後ろかずっと望月君は私のうなじに触れている。
『今度の日曜日会おう』
相変わらずまず要件だけを言う彼に、私は唖然としつつ言葉を探す。
「あの……その日はちょっと」
『都合悪い? 俺もその後なかなか時間取れないんだよな』
すぐ後ろにいる彼にもきっと、はっきりではないが千堂さんの声が漏れ聞こえているのだろう。
スマホを当てていない方の耳元で、望月君が囁く。
「その日?」
耳に吐息がかかり、私はそれだけでもう千堂さんに意識を持っていくことができない。
少し声が上ずってしまったのが、自分でもわかる。
腕の中で囲われたまま電話にでたことを後悔するも、もう遅い。なぜか後ろかずっと望月君は私のうなじに触れている。
『今度の日曜日会おう』
相変わらずまず要件だけを言う彼に、私は唖然としつつ言葉を探す。
「あの……その日はちょっと」
『都合悪い? 俺もその後なかなか時間取れないんだよな』
すぐ後ろにいる彼にもきっと、はっきりではないが千堂さんの声が漏れ聞こえているのだろう。
スマホを当てていない方の耳元で、望月君が囁く。
「その日?」
耳に吐息がかかり、私はそれだけでもう千堂さんに意識を持っていくことができない。