訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜

次の日
約束した場所、森の手前で
ガントとレイヤが既に待ってる

「遅くなった〜!」
「ホントに遅いぞ!」
「ゴメンゴメン」
「まあいいさ。早速行こうか」
「え!?…あ…っ、あの…ちょ、ちょっと待ってっ!」
「何だよ」
「ほ、ホントに、行くの?」
「はぁ?当たり前だろ?」
「で、でも…、ここには入るなって、」
「んなもん作り話に決まってんだろうが」
「早く行こ」
 
森へ入れば、早速沢山の果実が目に入る

「うわぁ〜!」
「これは凄いね」
「話は聞いてたが、スゲェな!」

果実を取りながら、どんどん奥へと進んでいく
すると

「何だろ?コレ?」
「ん?何?」
「どうした?」
「見て、コレ」

目の前には、見た事無い果実が
手に取り、皆で齧り付く

「! うまっ!?」
「何コレ!?美味しいっ!」
「コレは美味しいね」

どんどん食べ進んでいき
気付けば奥深くまで来ていた

「ちょっと、2人共」
「あ?」
「? 何?」
「あれ、見て」

レイヤの視線の先には、祠が
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