訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜
その後
血塗れのまま帰ったアルに国中が大騒ぎした
血塗れの姿もそうだが、皆が恐怖を抱いたのはもう1つ…
今まで誰にでも優しく微笑んでいた彼が…
怒りと憎しみに満ちた目で、ニヤッと笑みを浮かべていた
国王は暫く休養する様に言ったが

『休養など必要ありません
 あのドラゴンを殺す為に、僕は術(すべ)を学びに行きます
 どうかお許し下さい』

国王は目付きや雰囲気が変わったアルに恐怖を抱いた

『(この子はドラゴンに呪われてしまった…。
  これからどんな災いが国に降り掛かるか…っ)』

そう懸念した国王は、表向きはアルが学びに国を出ると通達し
実際は、国から追放させた

このキッカケにより、想像を絶する事が起きるとも知らずに…
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