訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜
紫音side
蓮が兵士に斬り掛かってるのを横目に、俺も兵士と対峙する
火の精霊はパワータイプに対して俺の精霊は風、…つまりスピード

「…ジル」
〔おう〕

体内から力が湧き上がる
実は、体と剣に一定の魔力を纏わせるのは俺が先に出来てるんだよね
課題点はその次…、ソレを持続させる事
ジリ…ジリ…と俺の出方を伺ってる兵士に、ニコッと笑顔を向け

「行きます」

1歩駆け出せば、兵士は目の前


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