訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜

「「!?」」

栞から黒い霧が出始める

〔シオリ!?止せっ!!〕
〔シオリ様!いけません!〕
〔我が主!お止め下さい!〕

ゼルファとレノ、ラルフの声が
アル達には聞こえてねぇみてぇだ

〔レン、シオン!我が主を止めろ!〕
〔シオリ様の負の感情により全属性の魔力が混ざり、闇の魔力と化しています!
 このままではシオリ様が危険です!〕
〔我等は今、シオリの意思で強制的に外に出れぬ…っ
 早くシオリを止めろ!〕
「栞!」
「姉さん!」

栞にあと少しで触れる…っ!
その瞬間
アルが剣に闇の魔力を一気に注ぎ込み
栞の力を押し退け、クロトさんの背中に僅かに刺さる

「!? やっ、めっろぉおおおおおおおおお…っ!!!」

栞の黒い霧がアルへと勢い良く放たれる

〔…フン〕

スゥ…と栞の黒い霧がアルに吸い込まれる

「「「!?」」」
〔闇は俺の糧にしかならん〕

アルから黒い霧が離れ、徐々に人型に
現れたのは…
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