【カルマ〜青春白書】１章完結

【いい女？ゆり】ゆり→「和也〜聞いてよ〜（怒）」
西田は山田の存在はさておき、和也にもたれ掛かった。
ゆり→「明日の試合ね〜、二中の生徒がかなりくるってさ〜」
ほっぺを膨らませるしぐさは、いかにも中学生らしい。
和也→「ゆり、まずはすることあるでしょ！」
と、なりふり構わないじゃじゃ馬に優しく気づかせるように伝えた。
ゆり→「先生〜どうも〜」
明らかに素っ気ない態度に山田は焦った。
山田→「よろしくね。西田さん（怒）」
なんの争いだろう（笑）あからさまに反応した山田に、和也は含み笑いをする。それをみて、
ゆり→「なに人類平和みたいなボケ面してんのよ〜（怒）」
と、背中に飛びつき、首をしめるしぐさをした。
山田はというと、なぜか 見てみないフリをしている。（笑） 明らかに嫉妬？
和也→「でも、なんで二中の応援が沢山来ることで、ゆりがイライラしてんの？」
ゆり→「だって考えてみてよ！（怒）。ここは風早だよ！アウェイはあっちでしょ！なのになんでブラスバンドまでくるの（怒）。」
そう、昼の放送はまさに”これ”に抵抗するためだったみたいだ。
ゆり→「なんで和也はさ〜、もっと宣伝しないのよ〜（怒）」
そう嘆くと、つかれたのか大人しくなった。
山田は西田とは、交われないタイプであるがゆえ、黙ってきいた。