秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
久しぶりにお台場へ来た私は晴天も相まって気分がいい。天気がいいと気分も晴れる。
何だろう、観光しに来ているようで楽しかった。
拓海と来たかったなぁっていう感情はもちろんあるものの、それはやっぱり昔のあの関係だから楽しめたのであって今はどうだろう。
あのキスだって、荒々しく胸を揉まれたあの感覚だって、思い出すと体が熱くなる。
「この辺にイタリアンの店あるんだよ、あ、あそこだ」
ゆりかもめを降りて右も左もわからない私は黙って彼についていく。
出来ればスーツじゃなくて普通の服がよかった。
やっぱりこのあたりをスーツで歩いているなんて浮いている気がする。
恭介の隣を歩いているとき、彼の吃驚した声で足を止める。
彼も同様に足を止めた。
「どうかした?」
「ほら、あれドラマか映画の撮影じゃない?」
「…え、」
何だろう、観光しに来ているようで楽しかった。
拓海と来たかったなぁっていう感情はもちろんあるものの、それはやっぱり昔のあの関係だから楽しめたのであって今はどうだろう。
あのキスだって、荒々しく胸を揉まれたあの感覚だって、思い出すと体が熱くなる。
「この辺にイタリアンの店あるんだよ、あ、あそこだ」
ゆりかもめを降りて右も左もわからない私は黙って彼についていく。
出来ればスーツじゃなくて普通の服がよかった。
やっぱりこのあたりをスーツで歩いているなんて浮いている気がする。
恭介の隣を歩いているとき、彼の吃驚した声で足を止める。
彼も同様に足を止めた。
「どうかした?」
「ほら、あれドラマか映画の撮影じゃない?」
「…え、」