秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
しばらく車に揺られながら私も拓海もマネージャーさんも無言だった。
オレンジ色の夕日が車内を照らしていたのに拓海の家の前に到着する頃にはそれはあっという間に暗がりに飲み込まれる。
マンション前で拓海がドアを開けおりる。ありがとうございましたとお礼を言って私もそれに続いた。
スナガさんがチラッと私たちに目を向ける。
「明日、朝6時よ」
「うん、わかってる」
あと、と言葉を続ける。
「写真、撮られないように」
「うん、毎日言ってるね」
「そりゃそうじゃない。あなたは商品なんだから」
ドアが閉まると同時に車が発進する。私はスナガさんはきっとできるマネージャーなんだろうなと思った。今の発言だってそうだ。
間違ってはいない、商品というワードはインパクトもあるし淡白に感じるけどその通りだ。
「私も、拓海の家に行くの?」
拓海の背中に話しかける。彼は肩越しにもちろんと答える。
拓海のマンションはセキュリティーが他のマンションと比べてしっかりしている。芸能人だから当たり前か。家賃は100万ちょいすると言っていたような…。
このマンションへ来るたびに国民的スターなんて言われている彼が本当に手の届かない存在になっているような気がして
寂しくなる。
オレンジ色の夕日が車内を照らしていたのに拓海の家の前に到着する頃にはそれはあっという間に暗がりに飲み込まれる。
マンション前で拓海がドアを開けおりる。ありがとうございましたとお礼を言って私もそれに続いた。
スナガさんがチラッと私たちに目を向ける。
「明日、朝6時よ」
「うん、わかってる」
あと、と言葉を続ける。
「写真、撮られないように」
「うん、毎日言ってるね」
「そりゃそうじゃない。あなたは商品なんだから」
ドアが閉まると同時に車が発進する。私はスナガさんはきっとできるマネージャーなんだろうなと思った。今の発言だってそうだ。
間違ってはいない、商品というワードはインパクトもあるし淡白に感じるけどその通りだ。
「私も、拓海の家に行くの?」
拓海の背中に話しかける。彼は肩越しにもちろんと答える。
拓海のマンションはセキュリティーが他のマンションと比べてしっかりしている。芸能人だから当たり前か。家賃は100万ちょいすると言っていたような…。
このマンションへ来るたびに国民的スターなんて言われている彼が本当に手の届かない存在になっているような気がして
寂しくなる。