秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
「ごめん、わざわざ来てくれてありがとう」
「…うん」
もやもやする気持ちを抑えながら私は目を伏せたまま先ほどまでアンナさんが寝ていたソファで足を抱えるようにして座る。
拓海からはほんのりお酒の香りがした。
隣に座る拓海は顔を伏せる私に違和感を覚えたのか私の肩に触れる。
「どうしたの」
「…拓海ってアンナさんと寝たことあるの?」
先ほどのアンナさんの発言が気になっていた。あの距離感もそうだけどあんなにベタベタするのはそれなりの関係なのではと思った。
「…ないよ。ありえない」
「本当?」
「本当だよ。だって共演者だし」
「…でもドラマではキスとかするんでしょ」
「それは仕事だから」
嫉妬ってこういうことなんだと知る。
あぁ、モヤモヤするしイライラするし、でもアンナさんが本気で拓海のことを奪いにきたら…―
絶対に敵うわけない。勝っている部分がない。
「なんかあった?様子変だけど…」
拓海が私の頬に触れた。その瞬間、同時に女性ものの甘い香水の香りが鼻孔をくすぐった。いい香りなのにアンナさんから香っていたのと同じだと気づいてぐっと拓海の胸に手を当て押した。
「沙月…?」
「もう!嫌だ!」
「…え?」
「…うん」
もやもやする気持ちを抑えながら私は目を伏せたまま先ほどまでアンナさんが寝ていたソファで足を抱えるようにして座る。
拓海からはほんのりお酒の香りがした。
隣に座る拓海は顔を伏せる私に違和感を覚えたのか私の肩に触れる。
「どうしたの」
「…拓海ってアンナさんと寝たことあるの?」
先ほどのアンナさんの発言が気になっていた。あの距離感もそうだけどあんなにベタベタするのはそれなりの関係なのではと思った。
「…ないよ。ありえない」
「本当?」
「本当だよ。だって共演者だし」
「…でもドラマではキスとかするんでしょ」
「それは仕事だから」
嫉妬ってこういうことなんだと知る。
あぁ、モヤモヤするしイライラするし、でもアンナさんが本気で拓海のことを奪いにきたら…―
絶対に敵うわけない。勝っている部分がない。
「なんかあった?様子変だけど…」
拓海が私の頬に触れた。その瞬間、同時に女性ものの甘い香水の香りが鼻孔をくすぐった。いい香りなのにアンナさんから香っていたのと同じだと気づいてぐっと拓海の胸に手を当て押した。
「沙月…?」
「もう!嫌だ!」
「…え?」