秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
寝る準備をしていたところ、電話が掛かってきた。
彼の名前が表示されてそれをみるだけで胸が跳ねる。
すぐに通話ボタンを押した。
「もしもし?拓海?」
「うん、俺だよ。今日、テレビ局の前に来てたよね」
彼の声はいつもと違って、どこかぎこちなく抑えの聞いた声だ。
私は「遠目からでもいいから拓海を見たくて…ごめん迷惑だったよね」といった。
会うのはダメだけど、あの距離なら違反にはならないと思った。
…もちろん、よくはないけど。
「迷惑じゃない。嬉しかった。Tシャツもありがとう。マサトから受け取った」
「よかった、気に入ってくれた?」
「うん。嬉しい。でもなんでマサトと一緒にいたの」
「…あ、それは、たまたまぶつかって…芸能人のマサトだって気づいたの。で、少し話して拓海と同じ事務所だっていうから渡してもらうことになって」
「…それは、今度からやめてほしい」
「え?」
想定外の返答に私の言葉が詰まる。
それに先ほどから拓海の声は普段とは違う。イライラしているような、そんな感じがした。
「アイツは女をとっかえひっかえだし、沙月に手を出す可能性もあるから」
私は思わず笑ってしまった。
マサトさんがどんな人かは知らない。でも、絶対に彼が言うようなことはない。
芸能界にはアンナさんのような選ばれた美女が大勢いる。わざわざ一般人の私に手を出すことなどありえない。
彼の名前が表示されてそれをみるだけで胸が跳ねる。
すぐに通話ボタンを押した。
「もしもし?拓海?」
「うん、俺だよ。今日、テレビ局の前に来てたよね」
彼の声はいつもと違って、どこかぎこちなく抑えの聞いた声だ。
私は「遠目からでもいいから拓海を見たくて…ごめん迷惑だったよね」といった。
会うのはダメだけど、あの距離なら違反にはならないと思った。
…もちろん、よくはないけど。
「迷惑じゃない。嬉しかった。Tシャツもありがとう。マサトから受け取った」
「よかった、気に入ってくれた?」
「うん。嬉しい。でもなんでマサトと一緒にいたの」
「…あ、それは、たまたまぶつかって…芸能人のマサトだって気づいたの。で、少し話して拓海と同じ事務所だっていうから渡してもらうことになって」
「…それは、今度からやめてほしい」
「え?」
想定外の返答に私の言葉が詰まる。
それに先ほどから拓海の声は普段とは違う。イライラしているような、そんな感じがした。
「アイツは女をとっかえひっかえだし、沙月に手を出す可能性もあるから」
私は思わず笑ってしまった。
マサトさんがどんな人かは知らない。でも、絶対に彼が言うようなことはない。
芸能界にはアンナさんのような選ばれた美女が大勢いる。わざわざ一般人の私に手を出すことなどありえない。