恋の駆け引きはいつだって刺激的【完結】
夏希君とお茶をした時も思ったけど、自分の娯楽費用は自分で働いて稼ぐ方がいいのではないか。
アルバイトでもいいし、何か始めてみようかな。

そんなことを思いながらもまた”夏希君”のことが頭に浮かんで枕に顔を埋める。

デート、するしかないもんなぁ。
ただ私だってちゃんと考えがあった。
デートはするけど、一度きりだ。夏希君にその条件を吞んでもらう。
ちょっと午後にデートをして帰る。うん、それだ。それしかない。
夏希君だって話せばわかってくれるだろうし…。
いや、わかってくれないかも。


いろいろ考えていると眠れなくなりそうなので私はきつく目を閉じた。




< 133 / 282 >

この作品をシェア

pagetop