お姫様は恋してる?
聖蘭大学附属高校は、キリスト教系の大学の附属で幼稚園からある。
私は、パパたちの意向で中学まで公立中学だったから、華やかな雰囲気にちょっと緊張して自分の教室に入った。
中学から同じでグループがある程度、出来上がっている場所に入るのは、ちょっと苦手だけど高校デビュー、高校デビューと頭の中で唱えながら近くにいた女の子のグループに声をかけてみた。
「高校入学組なんですけど、話しかけてもいいですか。」
背の高いボーイッシュな子と少し茶色い肩までのくせっ毛の子、アネゴタイプっぽい腰までの黒髪の子が三人とも振り返る。
「いーよ。うちら小学校から一緒は、一緒なんだけど、クラス分けでたまたま同じクラスになったねって話してたとこなんだ。」
「笠松一叶です。北中から来ました。」
「いっちゃんね。私は朝野唯。」
くせっ毛の唯ちゃんは、人懐っこいみたい。
「私は紅林あかり。みんなは同じ年なのに、なぜかあかりねぇさんって言うのよ。」
それって姐さんじゃないのかな。
「ボクは牧村純。よろしく。」
純ちゃんは、ボクっ子らしい。
同じクラスに高校入学組が男の子しかいなかったから、早々に話しかけて良かった。
私は、パパたちの意向で中学まで公立中学だったから、華やかな雰囲気にちょっと緊張して自分の教室に入った。
中学から同じでグループがある程度、出来上がっている場所に入るのは、ちょっと苦手だけど高校デビュー、高校デビューと頭の中で唱えながら近くにいた女の子のグループに声をかけてみた。
「高校入学組なんですけど、話しかけてもいいですか。」
背の高いボーイッシュな子と少し茶色い肩までのくせっ毛の子、アネゴタイプっぽい腰までの黒髪の子が三人とも振り返る。
「いーよ。うちら小学校から一緒は、一緒なんだけど、クラス分けでたまたま同じクラスになったねって話してたとこなんだ。」
「笠松一叶です。北中から来ました。」
「いっちゃんね。私は朝野唯。」
くせっ毛の唯ちゃんは、人懐っこいみたい。
「私は紅林あかり。みんなは同じ年なのに、なぜかあかりねぇさんって言うのよ。」
それって姐さんじゃないのかな。
「ボクは牧村純。よろしく。」
純ちゃんは、ボクっ子らしい。
同じクラスに高校入学組が男の子しかいなかったから、早々に話しかけて良かった。