The previous night of the world revolution~T.D.~
第二部2章
…かくなる上は。
もう、こうするしかない。
「お帰り〜ルーチェスく、」
「セカイさん!お願いがあります」
「ふぇ!?ど、どうしたの、帰ってすぐ…。欲求不満なの?」
「はい!」
あ、勢いで本音が。
「そ、そうなの?いーよ。じゃ、早速…」
「いや、待ってください。僕が欲求不満なのは事実ですが、しかしそうではなく」
「え?溢れ出る若い性欲を満たしたくて、ウズウズしてるんじゃないの?」
さすがセカイお姉ちゃん。僕のことよく分かってる。
しかし、今はそうじゃない。
「頼みがあるんです、セカイお姉ちゃん」
「お?何だ何だ?お姉ちゃんが、なーんでも聞いてあげよう!」
それは頼もしい。
なら…。
僕は、『赤き星』の連中に信頼を得る為、論文を書かなければならないので。
代わりに。
「…描いてください、抽象画」
「へ?」
これで、課題の一つは解決だな。
もう、こうするしかない。
「お帰り〜ルーチェスく、」
「セカイさん!お願いがあります」
「ふぇ!?ど、どうしたの、帰ってすぐ…。欲求不満なの?」
「はい!」
あ、勢いで本音が。
「そ、そうなの?いーよ。じゃ、早速…」
「いや、待ってください。僕が欲求不満なのは事実ですが、しかしそうではなく」
「え?溢れ出る若い性欲を満たしたくて、ウズウズしてるんじゃないの?」
さすがセカイお姉ちゃん。僕のことよく分かってる。
しかし、今はそうじゃない。
「頼みがあるんです、セカイお姉ちゃん」
「お?何だ何だ?お姉ちゃんが、なーんでも聞いてあげよう!」
それは頼もしい。
なら…。
僕は、『赤き星』の連中に信頼を得る為、論文を書かなければならないので。
代わりに。
「…描いてください、抽象画」
「へ?」
これで、課題の一つは解決だな。