秘密の秘密は秘密じゃないのかもしれない
「真帆、いい色だな。これならシンプルで使いやすそうだ。」

「使ってもらえそうですか?」

「もちろん。」

「雅臣さんのも楽しみです!」

「ホテルでゆっくり見せるよ。」

私たちは冷却を待ちながらミュージアムショップを見に行った。
手作りのガラスのカップが売っておりどれ一つとして同じ色合いがない。
少し不恰好なのもとても可愛らしい。
私は記念に2つ購入し、包んでもらうと雅臣さんが受け取ってくれた。

2人で庭園を散歩しながら時間を潰し、工房へ戻るとストラップの色を選び、デザインのついた丸カンを挟んで完成した。

先程ストラップのところにいた女性スタッフはいなくなっており、少しだけホッとした。

また車に乗り込み星空を見るところの近くにあるホテルへと向かった。

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