御曹司がくれた甘い魔法

月曜日、私が会社に着くと、関根さんは急いで私に駆け寄って来た。


「藤堂さん、土曜日は有難うございました。夢のような一日でした。」

「関根さん、おはよう、土曜日は先に帰ってしまってごめんね。」


関根さんは笑顔で顔を横にフルフルと振った。


「あのあと、幼馴染の達也さんといろいろ話が出来ました。」


私はちょっとニヤッと笑いながら言ってみた。


「関根さん、達也さんと恋人同士になっちゃうのでは?」


関根さんは真っ赤になった。
もしかしたら本当に付き合うのかも知れない。


「藤堂さん、急な話で私も驚いているのですが、達也さん日本でまだ住むところが決まってないのです。」

「うん。---もしかして---」


関根さんはさらに真っ赤になりながら話してくれた。


「しばらくは、私のアパートで達也さんと一緒に住むことが決まりました。」


私は思わず関根さんに抱き着いてしまった。
まるで、私の事のように嬉しい。


「関根さん、良かったね!!」

「-----はい。あのパーティーに藤堂さんが誘ってくれなければ、会えなかったかも知れません」





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