【書籍化&コミカライズ】身代わり聖女の初夜権~国外追放されたわたし、なぜかもふもふの聖獣様に溺愛されています~
「そういえば最近聖女様のご様子がおかしかったし」
「そうね、少し驕られているように見えたわ」
少しも光を放たない水晶を前にして、聖女様は「まだ水晶が壊れているのよ」と叫んでいたそうだけれど……。
「女神様のご加護がなくなってしまったのでは……?」
最初の儀式の時には聖女様をかばい立てしていた神官達も、今回は疑念を隠せませんでした。
* * * * *
「他の神官にもいずれわかることだが、聖女様のお世話をする皆には先に話しておきましょう」
神殿長からの詳しい説明に、女性神官達はざわめきました。
わたくしも胸の動悸が収まりません。
まさか、本当に聖女様がふたりいたなんて。しかも、双子の姉妹……!
「……まさか聖女様が双子だったとは……」
「やっぱり、最初の聖女様と、儀式のあとの聖女様は別人だったのね」
マリアーナ様と、モーリーン様。
目の前にいる少女の造作は確かに聖女モーリーンにそっくり。
でも、表情が違う気がする。モーリーン様は勝ち気で、マリアーナ様は少し内気な雰囲気。
「そうね、少し驕られているように見えたわ」
少しも光を放たない水晶を前にして、聖女様は「まだ水晶が壊れているのよ」と叫んでいたそうだけれど……。
「女神様のご加護がなくなってしまったのでは……?」
最初の儀式の時には聖女様をかばい立てしていた神官達も、今回は疑念を隠せませんでした。
* * * * *
「他の神官にもいずれわかることだが、聖女様のお世話をする皆には先に話しておきましょう」
神殿長からの詳しい説明に、女性神官達はざわめきました。
わたくしも胸の動悸が収まりません。
まさか、本当に聖女様がふたりいたなんて。しかも、双子の姉妹……!
「……まさか聖女様が双子だったとは……」
「やっぱり、最初の聖女様と、儀式のあとの聖女様は別人だったのね」
マリアーナ様と、モーリーン様。
目の前にいる少女の造作は確かに聖女モーリーンにそっくり。
でも、表情が違う気がする。モーリーン様は勝ち気で、マリアーナ様は少し内気な雰囲気。