ときめきの香りは貴方ですか?
「でも~誰かわからないんですって。青の文字版の腕時計の人・・・永富さん総務部長だから、聞いてないですか?同期としては、愛里ちゃんの初恋の人、探してあげたいんですよ~」
「さぁ、聞いてないよ」
「そおですか~・・・残念・・・」
そういって、龍太はうつ伏せになってしまった。
もー恥ずかしい。
何か言いたそうな、驚いた目つきの城崎さんの視線とぶつかった。
「じゃあ、俺、三嶋送るから、ここで失礼するよ。三嶋、しっかり歩けよ」
「じゃあ、ありがと~ございま~す」
中間さんに連れられながら龍太は帰っていった。
今の姿、撮って見せたら、きっと青ざめるよね。
「永富さん、この後少し、飲み直せますか?」
「あぁ、いいけど」
永富さんと城崎さんはこの後飲みに行くようだった。
「じゃあ、私達もこれで帰ります。ありがとうございました」
なっちゃんとお礼を言って、久木さんと駅へ向かった。
★永富さんの思い ~優也★
「彼女がバスで出会ったっていう、話なんですけど」
「あぁ、さっき三嶋が言ってた話な。やっぱり城崎だったんだね」
「まさか、あの時の子が風谷さんとは思わなかった・・・」
入社式の日、あの子はダメだったんだと思っていた。
「俺、やっぱり彼女が好きです。永富さんには伝えておきたくて」
「お前が誰を好きになろうと、俺に許可なんていらないだろ。それに上司でも、風谷さんが誰を好きになろうとね」
「さぁ、聞いてないよ」
「そおですか~・・・残念・・・」
そういって、龍太はうつ伏せになってしまった。
もー恥ずかしい。
何か言いたそうな、驚いた目つきの城崎さんの視線とぶつかった。
「じゃあ、俺、三嶋送るから、ここで失礼するよ。三嶋、しっかり歩けよ」
「じゃあ、ありがと~ございま~す」
中間さんに連れられながら龍太は帰っていった。
今の姿、撮って見せたら、きっと青ざめるよね。
「永富さん、この後少し、飲み直せますか?」
「あぁ、いいけど」
永富さんと城崎さんはこの後飲みに行くようだった。
「じゃあ、私達もこれで帰ります。ありがとうございました」
なっちゃんとお礼を言って、久木さんと駅へ向かった。
★永富さんの思い ~優也★
「彼女がバスで出会ったっていう、話なんですけど」
「あぁ、さっき三嶋が言ってた話な。やっぱり城崎だったんだね」
「まさか、あの時の子が風谷さんとは思わなかった・・・」
入社式の日、あの子はダメだったんだと思っていた。
「俺、やっぱり彼女が好きです。永富さんには伝えておきたくて」
「お前が誰を好きになろうと、俺に許可なんていらないだろ。それに上司でも、風谷さんが誰を好きになろうとね」