❀洋服屋―――future―――❀
―――緑はふと思う―――


『姫系fashion』


それを一度だけでも着てみたいのは、女の性であり、緑も『姫系fashion』を着る事になった。

二十代の彼女には、ピッタリの服装かもしれない。

ふわふわした、服装をしてみる事になり、自分のサイズを確かめるし、一生懸命に縫っていた。

薄いピンク色のチュニックワンピースであり、丈の短いパンツを穿く事になった。

白いひらひらとした、ペチコートと言い、スカートの中身が見えないような、fashionである。


「この服・・・良いじゃない・・・今時・・・原色なんて・・・珍しいわ・・・」


「おや・・・お前の趣味を聞いていない・・・こっちは店の販売員だし・・・もう少し日本人の服を・・・研究しなさい・・・」


内閣総理大臣に釘を刺されてしまった。

内閣総理大臣も―――『future』という、suit売り場に顔を見せる事もある。

suitを売って見ることになり、内閣総理大臣も、時々、足を運ぼうかと思った。



< 274 / 510 >

この作品をシェア

pagetop