❀洋服屋―――future―――❀

さて、二人は荷物を持ち、赤い車に乗り込んだ。

浩二に送って行ってもらい、北海道の札幌から、九州行きの列車に乗る事になった。

特急列車に乗る事になり、寝台特急に乗り込むことになった。

彼女達は「ありがとう―――。」と言うと、バイバイと手を振った。


それから、ドキドキしながら、温泉♨旅行に行く事になった。

九州の海の幸を食べたいし、四国の金毘羅山にも登りたいし、とてもワクワクしていた。

新鮮な魚や肉を食べてみたいし、チャッカマンで火をともす。


二人用の寝台列車に乗っており、今、眠っている所だった。

寝台列車に乗るのは初めてでおり、緑は寝る事ができなかった。

だけど、野村翔希はグーすか、グーすか眠っていた。


―――翔希・・・私・・・貴方の事・・・

大好きだ方ね・・・


―――愛しているからね？