水鏡
「嫌よ。貴女は主様の久しぶりのご馳走なのよ。私も湖じゃない外の世界で、色々な事が出来るのを楽しみにしていたの。私を作ってくれてありがとう❤︎」

 女の子は前を向いてバイバイと手を振ると、軽い足取りで林に入って行った。
 それでも女の子を呼び止めようと声を上げようとすると、突然足首に何かが絡まり湖の中に沈んでいった。
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