甘い毒に溺れ堕ちて
今朝の話について切り出した藍くん。


基本的には学校に関することや世間話が多いのだが、今日は連休の話題。

正直に「お土産話」と答えたら逆戻りすることになるので、派生した話題を出す。



「世間話とか、学校関連のこととか。今日は従兄弟の話をしてた」

「イケメンくんの? 優しくて力持ちですっごくかっこいいんだよ〜って自慢してたの?」

「龍星くんね。自慢じゃなくて、何人いる? って話」



もう3週間くらい前の出来事なのに。まだ覚えてたんだ。やったね龍星くん。同性からもイケメン認定されたよ。


身内が褒められるのは嬉しいけど……こればかりは、ちょっと複雑だな。



「藍くんは何人いる?」

「2人。父親が一人っ子だから母方のほうしかいなくて。真彩ちゃんは?」

「私は9人。今年の冬に、叔母さん家族に赤ちゃんが生まれてね」

「へぇ〜! それはおめでたい! 叔母さんいくつなの?」

「30代半ば、だったかな。お母さんと6個離れてるって聞いたから」
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