甘い毒に溺れ堕ちて
見られてたんだ……。
お礼というか、もはやお詫びレベルの角度だったから、そりゃ目立つよね。
「実は、シャーペンが壊れちゃったみたいで。鉛筆使おうとしたんだけど、それも削るの忘れちゃって」
「なら、俺の使う? 鉛筆削り持ってきてるよ」
理由と内容を話すやいなや、ペンケースを取りに行った藍くん。
予想外の返答に面食らい、茉耶と目をパチクリさせる。
「はい。ちょっと年季入ってるけど、問題なく使えるから」
「あ、ありがとう……」
戻ってきた彼からミニサイズの鉛筆削りを受け取った。
「真彩ちゃんも鉛筆ユーザーだったんだ」
「うん。藍くんも、なんだね」
途切れ途切れになりながらも、早速鉛筆を削る。
中が見える半透明タイプ。
装飾の文字は一部分が消えかかっているが、削りカスが入っており、現在も使われていることがうかがえる。
お礼というか、もはやお詫びレベルの角度だったから、そりゃ目立つよね。
「実は、シャーペンが壊れちゃったみたいで。鉛筆使おうとしたんだけど、それも削るの忘れちゃって」
「なら、俺の使う? 鉛筆削り持ってきてるよ」
理由と内容を話すやいなや、ペンケースを取りに行った藍くん。
予想外の返答に面食らい、茉耶と目をパチクリさせる。
「はい。ちょっと年季入ってるけど、問題なく使えるから」
「あ、ありがとう……」
戻ってきた彼からミニサイズの鉛筆削りを受け取った。
「真彩ちゃんも鉛筆ユーザーだったんだ」
「うん。藍くんも、なんだね」
途切れ途切れになりながらも、早速鉛筆を削る。
中が見える半透明タイプ。
装飾の文字は一部分が消えかかっているが、削りカスが入っており、現在も使われていることがうかがえる。