甘い毒に溺れ堕ちて
気ままな君と雨宿り
月曜日。梅雨真っ只中の本日も、朝からあいにくの雨。
憂鬱な気分を助長させるような天気だけれど、私の心は雲1つなく晴れ渡っている。
「茉耶、誕生日おめでとう!」
「えええー! ありがとう〜!」
朝のホームルーム終了後、茉耶の元に駆け寄って誕生日プレゼントを渡した。
「開けていい?」と目を輝かせる彼女に「もちろん!」と即答して頷く。
小学2年生から始まったお祝いも今回で10回目。
毎年何をあげようかと、梅雨の時期が近づくたびに頭を悩ませていたけれど、今年は成人目前の17歳ということで……。
「え……! これって、もしかして……!」
「うん。そのもしかして。こないだお店に寄った時、いい匂い〜って言ってたから」
親友の顔が花が咲いたように晴れやかになる。
ショッピングモールの中の雑貨屋さんで購入した、フローラル系の香りのフレグランスミスト。
テスターで気に入っていた様子だったので、途中でトイレに行くふりをして買ったのだ。
憂鬱な気分を助長させるような天気だけれど、私の心は雲1つなく晴れ渡っている。
「茉耶、誕生日おめでとう!」
「えええー! ありがとう〜!」
朝のホームルーム終了後、茉耶の元に駆け寄って誕生日プレゼントを渡した。
「開けていい?」と目を輝かせる彼女に「もちろん!」と即答して頷く。
小学2年生から始まったお祝いも今回で10回目。
毎年何をあげようかと、梅雨の時期が近づくたびに頭を悩ませていたけれど、今年は成人目前の17歳ということで……。
「え……! これって、もしかして……!」
「うん。そのもしかして。こないだお店に寄った時、いい匂い〜って言ってたから」
親友の顔が花が咲いたように晴れやかになる。
ショッピングモールの中の雑貨屋さんで購入した、フローラル系の香りのフレグランスミスト。
テスターで気に入っていた様子だったので、途中でトイレに行くふりをして買ったのだ。