甘い毒に溺れ堕ちて





帰宅した後は、購入した商品を冷蔵庫や戸棚にしまい、シャワーを浴びた。

弁当とアイスを平らげ、後片づけと掃除をしたら、日焼け止めを塗り直して再びスーパーへ。


肉、魚、野菜、惣菜。

チラシに載っていた特売品を中心に買い物かごに入れ、頭の中で夕飯の献立を考えながら帰路に就いた。


キッチンに直行し、購入した具材を元に下準備を進める。



──ピピピピ、ピピピピッ。



野菜を切っていたらスマホのアラームが鳴った。

作業を中断して玄関に向かい、日陰で待つこと5分。



「アイさん、ただいま」

「おかえりなさい。華子さん」



送迎車から降りてきた彼女から荷物を預かり、家の中に入った。

リビングの戸を開け、座椅子に座らせた後、キッチンから麦茶と取っ手付きのコップを持ってくる。



「どれくらいにします?」

「半分くらいで。出る前にも飲んできたから」
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