甘い毒に溺れ堕ちて
最終的にはシロでも、私が来るまでは厳重注意されていた。違反したらどんな結末が待っているかは、身に染みて体感したはず。
ただ娯楽にふけりすぎただけだと思いたい。
勝手にそう願いながら、1時間目の授業の準備に取りかかった。
・
・
「真彩ちゃん」
昼休み。5時間目の予習にと教科書を読んでいたら、藍くんが声をかけてきた。
「ごめん、勉強中に」
「ううん。何?」
「今、時間ある?」
チラッと周囲を見回して、「話したいことがあるんだけど」と付け加えた藍くん。
休み時間に仮眠を取ったからか、今朝と比べて目の下のクマが薄くなっている。
「いいよ。場所移動する?」
「……うん」
小さい返事。声を張れるほどまでは回復してないみたい。
廊下に出て、窓際のあたりで向かい合わせになる。
「話、だけどさ」
「うん」
「……彼氏、いるの?」
ただ娯楽にふけりすぎただけだと思いたい。
勝手にそう願いながら、1時間目の授業の準備に取りかかった。
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「真彩ちゃん」
昼休み。5時間目の予習にと教科書を読んでいたら、藍くんが声をかけてきた。
「ごめん、勉強中に」
「ううん。何?」
「今、時間ある?」
チラッと周囲を見回して、「話したいことがあるんだけど」と付け加えた藍くん。
休み時間に仮眠を取ったからか、今朝と比べて目の下のクマが薄くなっている。
「いいよ。場所移動する?」
「……うん」
小さい返事。声を張れるほどまでは回復してないみたい。
廊下に出て、窓際のあたりで向かい合わせになる。
「話、だけどさ」
「うん」
「……彼氏、いるの?」