甘い毒に溺れ堕ちて
ちなみに茉耶には1時間目が終わった後に伝えた。

シャーペンの時と同じく、二つ返事でOKしてくれて。『楽しんできてね〜』と快く送り出してもらった。……若干顔がニヤニヤしてたのが気になったけど。



「……藍くんってさ」

「んー?」

「いつもどこでご飯食べてるの?」



食べかけのハンバーグ弁当を見て、ふと尋ねた。



「昼休みになると、いつも出掛けてるし。お昼ご飯は食べてるんだよね?」

「うん。俺んち共働きだから。基本は学食か購買。今日は買う時間なかったからコンビニのだけど」



口元を隠しながら答える藍くん。


昨日に引き続き、今日も朝から寝てたもんね。

クマはまだ薄っすら残ってるけど、食事はちゃんと取ってるみたいでホッとした。



「次は俺の番ね」



それぞれお弁当を平らげたら、お待ちかねのデザートタイム。

藍くんからガラスの容器に入ったプリンを受け取る。



「感想だけど、正直に言っていいからね。つーか、言ってほしい」

「いいの?」

「久々に作ったから、あんま自信なくて」
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