【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
不思議に思って楓くんを見上げると、彼は小声で続ける。
「実は今度の誕生日、あいつにサプライズでプレゼント渡そうと思ってて。一緒に選んでほしいんだけど」
だけどそれを聞いた瞬間、私はすぐさま納得した。
なるほど。内緒っていうのは、そういうことだったんだ。
サプライズプレゼントだなんて、粋な計らいで素敵かも。
「うん、わかった。いいよっ」
私が笑顔で頷いたら、「サンキュ」と言ってほほ笑む彼。
さっきまではあんなふうに眞白くんとケンカしてたかと思えば、こんなふうに眞白くんにサプライズを考えてるなんて、楓くんってやっぱり眞白くんのことが大好きなんだ。
そう思ったらなんだかほっこりして、すごくあったかい気持ちになった。
*
「実は今度の誕生日、あいつにサプライズでプレゼント渡そうと思ってて。一緒に選んでほしいんだけど」
だけどそれを聞いた瞬間、私はすぐさま納得した。
なるほど。内緒っていうのは、そういうことだったんだ。
サプライズプレゼントだなんて、粋な計らいで素敵かも。
「うん、わかった。いいよっ」
私が笑顔で頷いたら、「サンキュ」と言ってほほ笑む彼。
さっきまではあんなふうに眞白くんとケンカしてたかと思えば、こんなふうに眞白くんにサプライズを考えてるなんて、楓くんってやっぱり眞白くんのことが大好きなんだ。
そう思ったらなんだかほっこりして、すごくあったかい気持ちになった。
*