【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
そして迎えた土曜日。
今日眞白くんはとある有名なクイズイベントに挑戦者として呼ばれているらしく、朝早くから一人で都内へと出かけてしまって。
タイミングよく彼がいなかったので、そんなにコソコソすることもなく、楓くんと二人で寮を出ることができた。
とはいえ、二人で出かけるのは初めてなので、ちょっとドキドキしてしまっている自分がいる。
だってなんか、男の子と二人きりだなんて、デートみたいで。
「今日はどこに行くの?」
寮の門の前で楓くんに尋ねたら、楓くんはポケットから黒いケースに入ったスマホを取り出した。
そして画面をこちらに見せてきて。
「んーと、ここ。若葉駅にでっかいショッピングモールあるから、ここに行こうかと思って」
「わぁ、ほんとだ。すごいっ。こんなに大きなお店があるんだ」
「まぁ、俺も行くの初めてなんだけど。一日じゃ回りきれないくらい広いらしいよ」
「えぇっ、そんなに!?」
今日眞白くんはとある有名なクイズイベントに挑戦者として呼ばれているらしく、朝早くから一人で都内へと出かけてしまって。
タイミングよく彼がいなかったので、そんなにコソコソすることもなく、楓くんと二人で寮を出ることができた。
とはいえ、二人で出かけるのは初めてなので、ちょっとドキドキしてしまっている自分がいる。
だってなんか、男の子と二人きりだなんて、デートみたいで。
「今日はどこに行くの?」
寮の門の前で楓くんに尋ねたら、楓くんはポケットから黒いケースに入ったスマホを取り出した。
そして画面をこちらに見せてきて。
「んーと、ここ。若葉駅にでっかいショッピングモールあるから、ここに行こうかと思って」
「わぁ、ほんとだ。すごいっ。こんなに大きなお店があるんだ」
「まぁ、俺も行くの初めてなんだけど。一日じゃ回りきれないくらい広いらしいよ」
「えぇっ、そんなに!?」