【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
そんなことを思っていたら、横から誰かがサッと現れて、私に声をかけてきた。
「乙葉ちゃん」
振り向くと、そこに立っていたのは、まさかの由良ちゃんで。
彼女はニコニコしながら私の腕をギュッと掴んでくる。
「ねぇねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
急に話しかけられて驚いたけれど、さっそく「乙葉ちゃん」と呼んでもらえたのが嬉しくて、笑顔で頷く。
「あ、うん。いいよ」
「それじゃ楓、またね」
由良ちゃんは楓くんにそう告げて手を振ると、私の手を引いてスタスタと歩きだす。
そして、少し離れた社会科準備室の前で立ち止まると、その中に私を連れ込んだ。
「乙葉ちゃん」
振り向くと、そこに立っていたのは、まさかの由良ちゃんで。
彼女はニコニコしながら私の腕をギュッと掴んでくる。
「ねぇねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
急に話しかけられて驚いたけれど、さっそく「乙葉ちゃん」と呼んでもらえたのが嬉しくて、笑顔で頷く。
「あ、うん。いいよ」
「それじゃ楓、またね」
由良ちゃんは楓くんにそう告げて手を振ると、私の手を引いてスタスタと歩きだす。
そして、少し離れた社会科準備室の前で立ち止まると、その中に私を連れ込んだ。