【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
私が聞くと、サラッと答える楓くん。


「んー、じゃあ、俺の部屋来る? いつも乙葉の部屋行ってばっかりだし」


その言葉にまたドキッとする。


だって、楓くんの部屋でふたりきりなんて。


いつも私の部屋で一緒にお菓子を食べたりはしてたけど、実は楓くんの部屋にはあんまり行ったことがないんだよね。


それに、彼女になってから行くのは、初めてだから。


「うん、いきたい」


私は内心ドキドキしながらも、笑顔で正直に頷いた。





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